レトロモダンなキーボード/マウス「Lofree」シリーズは、魅力的なルックスだけじゃない実力派だった

レトロモダンなキーボード/マウス「Lofree」シリーズは、魅力的なルックスだけじゃない実力派だった by - itmedia

Lofree Block」

  Lofree Blockキーボードは、レトロモダンなデザインが特徴のメカニカルキーボードだ。オレンジのアクセントは往年の「X68000」や「PC-6001」といったPCをほうふつとさせ、ボディーとキーキャップに施されたカラーのアイボリーとソフトグレーは、「IBM Model Mキーボード」以来の伝統的なカラーリングのようだ。


 機能キーなどの一部はテンキー上部に移動もしくは省略されており、全98キー、横幅387mmとテンキー付きとしてはコンパクトになっている。

 全体としてLofree Blockはレトロデザインを採用したシンプルな高級キーボード、という印象だ。決して多機能ではないが、昇華印刷のPBTキーキャップ、フルPOMメカニカルスイッチ、何層もの衝撃吸収材を使ったガスケットマウント設計など、日常的に使う立場としてキーボードに求めたい基本的なスペックを高いレベルで実装している逸品といえるだろう。

 

「Lofree Flow」

  Lofree Flowが注目された理由は、なんと言ってもロープロファイルらしからぬ、しっかりとしたストローク、タイプ感にある。フレームはアルミニウム合金、そしてポロンとシリコンパッドで挟んだ基板をガスケットマウントするという構造で衝撃を吸収、反響音の少ないコトコト音を実現している。


 キースイッチにはルブ済のKailhロープロファイルフルPOMスイッチを採用。レスポンシブキーストロークは1.6±0.3mm、キーストロークは2.8±0.25mmを確保している。シルバーモデルにはリニアタイプのGhost、グレーモデルにはタクタイルタイプのPhantomが装着されているが、これらのスイッチに加え、クリッキータイプのWizardも別売りで入手できる。

 

「Lofree Touch PBTワイヤレスマウス」

  左右ボタンがキーボードのキーのようなユニークなデザインのマウスだ。オレンジがかった温かみのあるサンドベージュカラーはレトロな印象も併せ持つが、11月にはカラーリングをLofree Blockに合わせたバリエーションも発売される予定となっている。

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